生活環境にはさまざまな「におい」があります。ここでは、「におい」について短い文章ですが解説してまいります。
※この内容は公明新聞にて連載企画(2019年8月6日から2020年2月11日の隔週)として投稿したものです。

①においのキホン(生活様式の変化)

室内の「かおり」「臭気」も多様に生活環境にはさまざまな「におい」が存在します。屋外でも室内でも、心地よい香りや不快な臭気を感じることがあります。朝、家を出るときに気になら...

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②においのメカニズム(感じる仕組み)

二つの経路から鼻の奥の細胞へ風邪などで鼻が詰まっているとき、普段と違って食事がおいしく感じられないという経験はないでしょうか。これには、食べ物のにおいの感じ方が大きく関わ...

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③においの役割(嗅覚の役割)

危険を知らせたり、味わい与える人間は、外界からの情報の大半を視覚と聴覚から得ていて、嗅覚から得る情報はわずかだといわれています。嗅覚は原始的な感覚とされていますが、におい...

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④かおりの文化・歴史(かおりの文化)

日本独自の繊細な感性が生み出した「におい」という言葉からは、「臭気」や「香り」がイメージされますが、古くは色の際立ちや美しい様を言う言葉として使われていました。万葉集でも...

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⑤かおりの文化・歴史(香りの起源と歴史)

火の発見とともに使われ始める香りは、火の発見とともに使われるようになったとされています。草木を燃やす中で、煙と一緒に立ち上る香りに気付き、神秘的なものとして宗教儀式に用い...

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⑥食とにおい(かおりと味わいの関係)

食品のおいしさを引き出すフレーバー食のおいしさは、人間の五感のうち、当たり前のように味覚で感じるものと思っていませんか。味覚は舌表面にある味蕾(みらい)で感じる感覚で、甘...

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⑦食とにおい(オフフレーバー食品異臭)

食べたくないと感じさせる異臭食品の香りはおいしさに大きく関わっています。食品にはない変わったにおい、嫌なにおいがあると、「食べたくない、おいしくない」と感じてしまうでしょ...

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⑧におい対策(住まいの対策)

換気や消臭剤、空気清浄機など使う住まいのにおいとして、一般的に、①生ごみ臭②トイレ臭③かび臭④排水口臭⑤調理の残臭――などが不快に感じられています。また、暖房器具を使用す...

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⑨におい対策(発生源対策)

生ごみなどにはエタノールを活用室内の対策として、まずは、においの「発生源管理」を心掛けましょう。室内の不快なにおいの代表である生ごみ臭は、発生源管理が特に重要です。生ごみ...

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⑩におい対策(芳香剤)

香料や精油で悪臭の不快感を軽減消臭剤や脱臭剤、芳香剤は、においを低減・除去するメカニズムに違いがあります。香料や精油などの香りを利用して、感覚的に悪臭の強さや不快感を軽減...

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⑪におい対策(消臭)

魚の生臭さ対策には酸性物質を使う中和反応や酸化還元反応など、化学的方法によって悪臭の強さや不快感を軽減させるのが消臭です。食材のおいしさを引き出す方法としての消臭を紹介し...

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⑫におい対策(空気清浄機)

臭気発生源の近くに設置する2人以上の世帯における空気清浄機の普及率は、2019年で44%というデータがあります。空気清浄機はウイルス、アレルゲン、花粉、PM2.5などの粒...

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⑬においと病気(体臭)

精神状態や加齢、病気などで違い人間の皮膚表面には、皮脂を分泌する皮脂腺と、汗を分泌する汗腺が存在します。皮脂腺から分泌される脂肪分は、角層の表面に広がり皮膚表面の保護や乾...

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⑭災害のにおい(気象・災害との関係)

変化や発生の前兆など知らせる役割雨の降り始めに「雨のにおい」を感じることはありませんか。1964年に発表された論文で、長い間日照りが続いた後の最初の雨に伴う独特のにおいを...

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⑮においの問題(悪臭)

時代とともに対応も変化生活環境の「におい」といえば、「香り」よりも「悪臭」が身近かもしれません。嗅覚は、腐敗や火事などから身を守るセンサーとしても私たちに備わっているから...

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⑯においの専門家(専門家の役割)

臭気対策や良好な環境づくりを提案悪臭防止法では、人間の嗅覚を用いて、においの強さを測る嗅覚測定法が取り入れられています。6人以上の人に薄めた臭気を嗅いでもらい、においが分...

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⑰まとめ(感覚・環境との関係)

暖かさを感じるかんきつ系の香りこのシリーズでは、においの感じ方や生活環境のにおい問題、室内の臭気対策など、においと嗅覚を取り上げて紹介してきましたが、通常、人が身の回りの...

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