JAOE 社団法人 におい・かおり環境協会
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悪臭の問題はとても古くからありますが、様々な対策を検討してもなかなかなくならない問題です。最近では、よいにおいと感じられることの多い、飲食店からのにおいや香料のにおいも苦情の対象となっています。また、家庭内の無臭化が進み、ちょっとしたにおいも許容できない方々が増えています。 このような状況の中で、当協会ではにおいの発生源となっている事業場の方やにおいを感じて困っている方々の手助けとなるよう情報提供を行っています。

家庭で感じるにおいの主な発生源として、建材、排水口、トイレなどがあります。新築の場合、特に建材からのにおいを感じることがあります。建材からのにおいの多くは、材料に含まれる可塑剤や壁紙などに用いられる接着剤が原因と考えられます。

詳しくは「住まいの中の困ったにおい!その正体と解決方法」(小冊子)をご覧ください。

 近隣の工場や事業場、お店などから出ているにおいに困ったときは、まずお近くの地方公共団体(区役所や市役所など)の環境保全課などの臭気担当部署に問い合わせてください。各地方自治体では多くの地域で悪臭の規制を行っていますので、においの種類や強さ、においを感じる頻度などを伝え、調査してもらったほうが良いでしょう。
直接工場に苦情を申し立てた場合、お互いに感情的になってしまうことがありますので、第三者に入ってもらい、問題解決に向けた意見の交換が必要です。
なお、悪臭防止法では、事業活動に伴う臭気について規制していますが、次のようなものは規制の対象になっていません。
○自動車、船舶、航空機などの移動発生源
○建設工事、しゅんせつ、埋立て等のための一時的に設置される作業現場

○個人住宅

においを測る方法には大きく分けて2種類の方法があります。

一つはにおいの原因となる物質(例えばアンモニアや硫化水素など)を、機器を用いて測定する機器測定法。もう一つは人の鼻を用いてにおいの強さを判定する嗅覚測定法です。
機器測定法は主に悪臭防止法で指定されている特定悪臭物質22物質を測る時に用いられます。悪臭の原因となっている物質が分かっている場合に、その物質の濃度を効率よく測定することが出来ます。
嗅覚測定法はにおいの発生源から採取した試料を、人の嗅覚を使ってどこまで薄くするとにおいがなくなるかを判定する方法です。悪臭の原因となっている成分に拠らず全ての臭気を測定することが出来ます。
いずれの方法もにおいを測定する方法ですが、現在、世界的にも嗅覚測定法が主流となっています。

その理由は次のとおりです。
○においを発生させる物質は40万種類以上あり、すべてを規制することが困難
○においのある物質が複数あると、相乗・減衰などの効果がある
○機器測定で測定できる濃度以下でも、においのある物質が多くある
○においの感じ方と測定結果が一致している

これらの理由から、日本の規制方式も嗅覚測定法による規制が広がっています。

当協会では、臭気の測定に関して、「臭気測定認定事業所登録制度」を設け、臭気測定の設備や測定技術の審査を行い、合格した事業所を登録しています。

においの測定を依頼したい場合は、以下の測定機関リストをご参考にしてください。なお測定の可否や見積り等の詳細な内容については、直接、お問い合わせください。

臭気測定認定事業所の中で、個人住宅やマンションからのにおいの調査依頼が可能な機関


脱臭装置には様々な脱臭方式がありますが、それは一つの方法では全てのにおいに対応することが出来ないからです。様々な脱臭方式があるため、脱臭能力や装置のサイズ、価格は脱臭装置によって大きく異なっています。そのため、一般の方々には適切な脱臭装置を選ぶことがとても難しくなっています。

そこで、当協会では「脱臭ナビ」という脱臭装置のデータベースを運営しています。この「脱臭ナビ」は登録された脱臭技術について、装置のサイズや価格などを統一された基準で評価し、比較検討しやすくなるようにしたものです。また、初めて脱臭装置を選ぶ方にも分かりやすく、脱臭装置選定の手順を解説しています。

脱臭装置の選定をすぐにでもやってみたいという方はコチラ

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